海外FXの会社って口座タイプが2つ以上ある会社が多いよね?
どんな違いがあるのかな。
主にECN口座とSTP口座の2つに分けられるね。
2つの口座タイプでは注文方式が異なるから、スプレッドの狭さに大きな違いがあるんだ。
そうなんだ。
私のような初心者はどっちがおすすめ?
最初は最低入金額が少なくボーナス制度が適用されるSTP口座の開設がおすすめだね。
2つの口座タイプの特徴について詳しく解説していくね!!
海外FXでは多くの会社でECN口座とSTP口座の2タイプ提供されている会社が多いです。
2つの口座タイプではスプレッドの狭さや最低入金額に違いがあるため、取引手法や資金力によって選定する必要があります。
このページではそんなECN口座とSTP口座の特徴と違いについて詳しく解説していきます。
ぜひ最後まで読んで口座開設の参考にしてみてください。
この記事にはこんなことが書いてあるよ。
- 市場と顧客を直接つなぐECN方式
- 市場と顧客の間にブローカーが仲介するSTP方式
- ECN口座はスプレッドが極端に狭い
- 板情報はECN口座だけ見られる
- ボーナスはSTPのみ対象である場合が多い
- おすすめのECN口座とSTP口座
- ECN口座は最低入金額が高く資金力のある方向け
- STP口座は少額から始めるのに最適な口座
スプレッドの狭いECN口座ではTitanFXが最もおすすめです。
入金額が2万円ですが、他社に比べて良好な取引環境が人気となっています。
STP口座であれば、豊富なボーナスと圧倒的な信頼度を誇るXMがおすすめです。
どちらも無料で口座開設できるので、取引スタイルや手法に合わせて使い分けてみましょう。
ECN口座とSTP口座って何?
そもそもECNとSTPって何なの?
注文方式の違いだよ。
顧客とインターバンクが直接やり取りする注文方式がECN、顧客とインターバンクの間にFXブローカーが仲介することをSTPというんだ。
仲介があることとないことでどんな違いがあるの?
ECNでは市場と直接やり取りのためリアルタイムのレートで注文できるからほとんどスプレッドがつかないんだ。
STPではFXブローカーがスプレッドを上乗せできるから、ECNに比べて不利な位置での約定となるね。
ECNとSTP方式の大きな違いはスプレッドの差です。
互いに注文方式が異なるのでECN口座=スプレッドが狭い、STP口座=スプレッドが広いと覚えておきましょう。
ECN口座とは
ECNとは「Electronic Communications Network」の頭文字をとった略称です。
日本語直訳では電子通信ネットワークという意味があります。
世界には金融商品を電子取引する私設取引所があり、その取引所をECNと呼ぶのです。
注文決済はFXの会社を通して行いますが、そこにFXブローカーの仲介は一切なく直接やり取りができる口座がECN口座となります。
市場のレートでそのまま注文できるからスプレッドが狭いんだね。
スプレッドはFX会社の収益となるため、ECN口座のような極端に狭いスプレッドを提供していては会社の利益になりません。
そのためFX会社によって取引毎の手数料が決められており、取引ごとに支払う必要があります。
取引毎の手数料が発生することから、ある程度資金力のある方におすすめだよ。
STP口座とは
STPは「Straight Through Processing」の頭文字をとった略称です。
ECNと異なり、インターバンク市場と顧客の間にFXブローカーが仲介する注文方式を指します。
FXブローカーが仲介することでリアルタイムのレートにスプレッドが上乗せされるため、ECN口座に比べると不利な位置での約定される仕組みです。
上乗せされたスプレッドはFX会社の利益となるため別で手数料を支払う必要はありません。
スプレッドってFX会社の利益になるんだね。
どうして取引ごとに不利な位置で約定されるか疑問だったんだ。
STP口座では実際に支払う取引手数料が発生しない代わりにスプレッドが上乗せされる仕組みになっているんだ。
STP口座は実際に手数料を払うわけではないので、少額取引で資金効率を求めるならSTP口座がおすすめです。
ECN口座とSTP口座を徹底比較
次にECN口座とSTP口座を比較していきます。
スプレッドの面だけでなく様々な違いがあるので比較を参考に理解を深めていきましょう。
トレードコストで比較
トレードコストでの比較です。
STP口座は直接手数料を支払うわけではないので感覚的な面もありますが、それぞれの口座によってトレードコストが異なるので注意しましょう。
口座タイプ | 往復手数料 | ドル円平均スプレッド | 0.1ロットあたりのトータルコスト |
---|---|---|---|
XM ZERO口座(ECN) | 1ドル | 0.0~0.3 | 106円~136円 |
XMスタンダード口座(STP) | 無料 | 1.6~1.8 | 160円~180円 |
LANDFX ECN口座(ECN) | 0.7ドル | 0.0~0.5 | 74円~124円 |
LANDFX Live口座(STP) | 無料 | 0.9~1.4 | 90円~140円 |
TitanFXブレード口座(ECN) | 0.7ドル | 0.1~0.3 | 84円~104円 |
TitanFXスタンダード口座(STP) | 無料 | 1.1~1.3 | 110~130円 |
ECN口座の方がトータルコストが安いの?!
ロット数量が増えるとECN口座の方が1回の取引でかかる手数料は高くなるよ。
また取引を重ねるごとに手数料を支払う必要があるから、最終的なコストではSTP口座の方がお得といえるかな。
トータルコストで比較するとECN口座の方が安いと感じるかもしれませんが、取引毎に支払うことを考えると資金力がない場合はSTP口座の方が資金効率が良いといえます。
情報量で比較
ECN口座では板情報といった情報を見ることができます。
口座タイプ | 板情報 |
---|---|
XM ZERO口座(ECN) | 確認可能 |
XMスタンダード口座(STP) | 確認不可 |
LANDFX ECN口座(ECN) | 確認可能 |
LANDFX Live口座(STP) | 確認不可 |
TitanFXブレード口座(ECN) | 確認可能 |
TitanFXスタンダード口座(STP) | 確認不可 |
全てのSTP口座で確認不可なんだね。
板情報が見られるのはECN口座の特権ともいえるかな。
板情報は国内業者でも見ることができない情報なのでECN口座の大きなメリットでもあります。
最低入金額で比較
ECN口座とSTP口座では最低入金金額で大きな差があるので注意しましょう。
口座タイプ | 最低入金金額 |
---|---|
XM ZERO口座(ECN) | 1万円 |
XMスタンダード口座(STP) | 500円 |
GEMFOREX ノースプレッド口座口座(ECN) | 30万円 |
GEMFOREX オールインワン口座(STP) | 100円 |
LANDFX ECN口座(ECN) | 20万円 |
LANDFX Live口座(STP) | 3万円 |
ECN口座の方が最低入金金額が高めに設定されていることが分かります。
STP口座との差別化を図ることが目的とされていますが、資金力のある方でしかECN口座での取引ができない会社も多いです。
ECN口座の最低入金額は高いんだね。
少額で始めたいからやっぱりSTP口座にしようかな。
仮に少額でECN口座での取引を始めたとしても、手数料を考えるとあまりおすすめできないね。
お試しで始めたい方はまずSTP口座での開設を考えるといいかな。
ボーナスで比較
ECN口座は海外FXで受け取れるボーナス制度が対象外である場合が多いです。
口座タイプ | 新規口座開設ボーナス | 入金ボーナス |
---|---|---|
XMzero口座(ECN) | 3000円~5000円 | 対象外 |
XMスタンダード口座(STP) | 3000円~5000円 | 入金100%ボーナス |
GEMFOREX ノースプレッド口座口座(ECN) | 対象外 | 対象外 |
GEMFOREX オールインワン口座(STP) | 1万円~3万円 | 入金100%ボーナス(抽選制) |
なるほど。
ECN口座はボーナスがほとんど受け取れないんだね。
会社によっては入金、新規口座開設ボーナス以外に様々なキャンペーンを実施しているけどそのほとんどがECN口座対象外となっているね。
最大レバレッジで比較
ECN口座はSTP口座に比べてレバレッジの制限をしている会社が多いです。
あらかじめレバレッジ制限がされているので、ハイレバレッジで大きな利益を狙いたい方には不向きの場合があります。
AXIORYやTitanFXのように元のレバレッジが低い会社はECN口座でも同じレバレッジである傾向にありますが、スタンダード口座のレバレッジが高い会社には制限がある傾向です。
取引口座の開設前にレバレッジルールをよく確認しておこうね。
海外FXのおすすめECN口座
次に海外FX業者のおすすめECN口座について紹介していきます。
会社ごとにECN口座の特徴は異なるので自身に合った会社を選定しましょう。
TitanFX ブレード口座
TitanFXの提供するブレード口座はスキャルピングに最も特化した口座です。
- 業界最狭水準のスプレッド
- 約定力が高く取引機会を逃しにくい
- 最低入金金額が2万円とECN口座の中では安め
スキャルピングのような短期売買では約定拒否や約定ずれの発生があると、取引機会を逃したり取引結果に影響を与えるから特に重視したいポイントだね。
TitanFXはそもそもボーナス制度が実施されていない海外FX会社です。
その代わり取引環境の整備に力を入れています。
高い約定力と業界最狭水準の取引環境が提供されているので、スキャルピング取引を行うなら最もおすすめのECN口座といえますね。
スキャルピングって上級者向きの取引って思ってたけど、1回の取引で大損するリスク少ないよね。
2万円の入金でいいなら始めやすいなあ。
\業界最狭水準のスプレッド/
XM ZERO口座
XMのZERO口座は初めてECN口座を利用する方におすすめの口座です。
- 最低入金金額1万円
- 最大レバレッジ500倍
- 口座開設ボーナスが受け取れる
日本人人気No1のXMは企業の信頼度、安全性共に抜群です。
またECN口座は最大レバレッジが低く設定されている会社が多いですが、ZERO口座は500倍の高いレバレッジがかけられます。
最低入金金額が1万円だから初めてECN口座を作る人でも敷居が低いといえるね。
高いレバレッジがかけられるなら、お試しの口座として始めてみてもいいかも!!
\ 日本人人気No.1/
Tradeview ILC口座
TradeviewのILC口座には以下のようなメリットがあります。
- 約定力が高い
- 取引手数料が往復5ドル
- 最大取引数量が無制限
最大の特徴は約定力の高さです。
TradeviewのILC口座はInnovative Liquidity Connectorといったテクノロジーによって構成されています。
ILCは高度なテクノロジー技術であるため高い約定力が実現できているのです。
初回入金金額が10万円と高めであるため、資金力のある方におすすめの口座となります。
初回10万円はちょっと敷居が高いかも。
資金に余裕ができたら試してみたい口座だね。
取引数量が無制限だから大口のトレーダーにはかなり人気の口座だね。
スプレッドも狭く取引利益を出しやすいと評判なんだ。
Axiory ナノスプレッド口座
AXIORYのナノスプレッド口座には以下のようなメリットがあります。
- 最大レバレッジ400倍
- 最低入金金額5000円
- ボーナスキャンペーン対象
ボーナスキャンペーン対象なのはうれしいね!!
AXIORYは常時開催のボーナスキャンペーンがなく、不定期で開催されるんだ。
既存ユーザー向けのキャンペーンが多いから口座を作っておくだけでもメリットがあるね。
AXIORYのナノスプレッド口座はボーナスキャンペーン対象であり、5000円の入金から始められることで人気の口座です。
最大レバレッジも400倍とECN口座の中では高いので、気軽に始めたい方におすすめとなっています。
往復手数料は6ドル発生するので、取引数量が少ないと資金効率が悪くなるので注意しましょう。
Exness ゼロ口座
Exnessのゼロ口座には以下のようなメリットがあります。
- 最大レバレッジ無制限
- ロスカットレベル0%
- 取引手数料3.5ドルと安め
レバレッジに制限がないの?!
海外FXの中で最も高いレバレッジがかけられるんだ。
最大の特徴はレバレッジ無制限という点です。
ExnessではMT4口座を選択して、5ロット以上の取引と有効証拠金999ドル以下の条件を満たすと、レバレッジに制限がなくなります。
ECN口座はレバレッジ制限のある会社が多いですが、ExnessではECN口座でも最大レバレッジ無制限です。
また、ロスカット水準も0%に設定されているので、証拠金ギリギリの粘った取引にも適しています。
Exnessについて詳しく知りたい方はExnessの評判と口コミをご覧下さい。
海外FXのおすすめSTP口座
次に海外FXのおすすめSTP口座を紹介します。
海外FX会社では1つのアカウントで複数の口座を開設できる会社がほとんどです。
最初はボーナスの適用されるSTP口座を作ってから、追加口座でECN口座を作る方がお得となります。
XM スタンダード口座
XMのスタンダード口座は取引環境が安定していることから人気の口座となっています。
- 取引ごとにXMPというポイントが付与される
- 最大レバレッジ888倍
- 口座開設ボーナスや入金100%ボーナスを常時開催している
スタンダード口座ではXMPというポイントがロット数量によって加算され、貯まったポイントは取引ボーナスや現金に交換できます。
また最大レバレッジが888倍と高いため少額からでも大きな金額の運用が可能です。
ドル円が100円時に1万通貨の取引をしたい場合は888倍のレバレッジで約1200円ほどの証拠金があれば取引できるよ。
取引ごとにポイントが貯まるなら何度も取引するメイン口座として使えばよりお得だね。
\ 日本人人気No.1/
GEMFOREX オールインワン口座
GEMFOREXのオールインワン口座は海外FXの中でボーナス制度が充実しています。
- ボーナス制度が高額かつ豊富
- 無料で自動売買が利用可能
- 最低入金金額が100円から
新規口座開設ボーナスは開設時期によって異なりますが、1万円~3万円とかなり高額です。
他にも入金ボーナスや友達紹介ボーナスといった豊富なボーナスキャンペーンを提供しています。
ボーナスを活用すれば少額でも見込める利益が多くなるね。
リスクが少ないのはとてもうれしい!!
最低入金金額が100円であるため少額から始めたい方には特におすすめです。
また自動売買が無料で利用できることから、普段お仕事が忙しい方や相場分析に自信のない方でも自動で収益が見込めます。
自動売買は本来自分で用意する必要があるけど、GEMFOREXは豊富な自動売買プログラムを選択して無料で使えるんだ。
相場とかみ合えば自動で大きな利益を出すことも夢じゃないね。
\口座開設のみで2万円ゲット/
TitanFX スタンダード口座
TitanFXのスタンダード口座はSTP口座の中で高水準の取引環境を提供している口座です。
- スプレッドがSTP口座の中で最狭水準
- 約定力が高くスキャルピング向き
- 自動売買、スキャルピング、両建ての取引制限がない
ブレード口座のスプレッドはSTP口座の中で最狭水準だからスキャルピングにおすすめだね。
スキャルピングは会社によって制限がある会社も多いですが、TitanFXでは公式に認められた取引方法です。
デイトレードやスイングトレードではスプレッド幅が多少広くても気になりませんが、スキャルピングのような小さな値幅を狙う取引手法で重要な事項となりますね。
\業界最狭水準のスプレッド/
iFOREX
iFOREXには、ECN口座がなく1つのSTP口座のみ提供されています。
- 豊富な株式やCFD銘柄の取引ができる
- ボーナスが豊富
- ロスカット水準0%
STP口座の提供しかしていないけど、20年以上の運営実績があるから信頼度が抜群に高いよ。
iFOREXでは豊富な仮想通貨や株式、CFD銘柄の取引ができます。
通貨ペアだけで見ても90種類と豊富な事から、取引の幅を広げたい方に最適です。
ロスカット水準も0%と他社に比べて低めに設定されているので、証拠金ギリギリの粘った勝負をしたい方に人気となっています。
iFOREXの評判と口コミという記事もあわせてご覧ください。
ECN口座のメリット
次にECN口座のメリットについて解説します。
会社によって様々なECN口座が提供されていますが、共通したメリットがあるのでしっかり覚えておきましょう。
約定力が高い
ECN口座はSTP口座に比べて約定力が高いというメリットがあります。
同じ会社でもECN口座とSTP口座では約定力に違いがでるの?
ECNの注文方式は顧客の注文と市場の注文が即座にマッチングされるから、ブローカーを仲介したSTPよりも素早く確実に注文が行われるんだ。
顧客の注文が直接取引所につながるので、基本的に約定拒否などは発生せずサクサクと約定されます。
約定力が低いとエントリー時の期待値が下がってしまうので、希望価格で約定できることはFXにおいて大きなメリットですね。
板情報が見れる
ECN口座では板情報が見られるから、相場分析時に有利な情報を得られるよ。
板情報ってどんな情報なの?
相場の流動性や買われすぎ・売られすぎといった相場の過熱状況だね。
取引戦略を立てる時やトレンド予測する際に重要な指標となるんだ。
ECN口座では相場の流動性、売られすぎ買われすぎといった「板情報」を見ることができます。
相場の流動性がある時間を狙ったり、売られすぎ買われすぎの状況でトレンドの転換を狙った逆張りを行うなど様々なトレード戦略に役立つ情報です。
注文状況を見て自身の取引に活用できるので相場分析の幅が広がりますね。
スプレッドが狭い
ECN口座の一番の特徴はスプレッドが狭いという点です。
ECNはSTPと異なりFXブローカーがスプレッドを上乗せしないので市場価格での約定が可能です。
手数料は発生しますが取引コストは安く抑えられるので、大口取引の方には大きなメリットといえるでしょう。
またスプレッドが狭いことにより短時間で利益をあげやすいので、スキャルピングや値幅の小さい通貨ペアで取引する際も有利な取引ができます。
経費として税金対策
ECN口座で取引毎に発生する手数料は経費として計上できるよ。
スプレッドのコストは計上できませんが、実際に支払う手数料は節税対策に利用できます。
STP口座では取引手数料が無料である場合がほとんどなので実質コストとして計上できません。
ECN口座で取引する際は取引毎に手数料が発生するため、取引量の多い方や取引金額が高額な方からすれば大きなメリットとなりますね。
海外FXでは、税金の処理に困る人が多いと思いますが、海外FXの税金という記事で分かりやすく解説していますので、参考にしてみてください。
ECN口座のデメリット
ECN口座はスプレッドが狭く約定力も高いといったメリットが豊富ですがデメリットもあります。
特に初めてFXを初めて開始する初心者の方や少額で始めたい方にはあまりおすすめできません。
具体的なデメリットを詳しく紹介します。
取引手数料がかかる
ECN口座は取引ごとに手数料が発生します。
会社によって手数料の額は異なりますが、1ロットに対して往復7ドル~10ドルほどが一般的です。
スプレッドは極端に狭いですが取引のコストはしっかり発生するので、少額取引の場合は手数料がかさんで利益が少なくなる場合もあります。
スキャルピングって1日に何回も取引して利益出すんだよね。
少額だと手数料でうまく利益が出なさそう。
少額でスキャルピングを始める場合はスプレッドの狭いSTP口座を選択して取引しましょう。
最低入金額が高い
ECN口座の最低入金額は高めに設定されているから注意してね。
例えばGEMFOREXのECN口座は取引の手数料がかからないというメリットがありますが、最低入金金額が30万円と高額に設定されています。
他社のECN口座を見ても最低入金金額がSTP口座に比べて高く設定されている会社が多いです。
高額の金額を用意することが難しい方はSTP口座でリスクの低い取引から始めてみましょう。
レバレッジ制限がある
ECN口座はSTP口座に比べて最大レバレッジの制限が設けられている会社が多いです。
会社名 | STP口座の最大レバレッジ | ECN口座の最大レバレッジ |
---|---|---|
XM Trading | 888倍 | 500倍 |
HotForex | 1000倍 | 500倍 |
LANDFX | 500倍 | 200倍 |
どうしてレバレッジが制限されているの?
ECN口座は高額の運用をするトレーダーが多いから、大きな資産を失うリスク回避のためといえるね。
レバレッジは高ければ高いほど少ない証拠金で多くの金額が運用できます。
ECN口座では手数料の発生や最低入金金額が高いことから証拠金が多く必要です。
そのため各社でレバレッジを制限して顧客のリスクを抑えています。
ボーナス対象外が多い
ECN口座では各社で実施しているボーナスが貰えない会社が多いです。
ボーナスは取引に使えるクレジットとなるため、証拠金が少なくてもボーナスを活用したリスクのない取引ができます。
ボーナスはSTP口座でしか実施していない会社がほとんどであるため、口座開設前に確認しておきましょう。
新規口座ボーナスは最初にECN口座を開設してしまうと2度ともらえない場合があるから気を付けてね!
えっ!そうなんだ!
じゃあ会社によってはSTP口座から開設した方がいいってこと?
そうだね。
ECN口座が欲しい場合でもSTP口座の開設→追加口座でECN口座の開設の順番で開設した方がいい会社もあるね。
TitanFXのようなボーナス制度のない会社であればどちらから開設しても問題ないですが、GEMFOREXのように新規口座開設ボーナス制度のある会社の開設の際は注意しましょう。
ECN口座の評判・口コミ
ECN口座の評判・口コミをTwitterより紹介します。
Gemforexのノースプレッド口座 XMやdealfxとか色々とやってきて 過去史上最強にスプレッド狭いんですけど… これって負けたら恥なんじゃないか…
引用元:Twitter
今日のBIgbang2.2はAxioryナノでデビューで微損。
引用元:Twitter
2発急変あって1発ちょっと食らった感じ。
てか、ECNってやっぱスプ狭いし手数料入れても国内より有利じゃね?
ポンドルなんか特にそう感じた。
たまにスプ0だし。
やっぱりスプレッドの狭さが好評だね!!
ECN口座最大のメリットだね。
手数料がかかるけど高額取引する人はECN口座使うことをおすすめするよ。
【9月のトレード結果】 9月は-27103円 トレード回数:553回 勝率:39% 平均利益:444 平均損失:-326.77
引用元:Twitter
ただ損失のうちの約22500円分は手数料(ECN方式)なのでそれ考えるとなかなかキツイ…
反省点はトレード回数が多すぎるのでもっと厳選していきたい。
2番目のエントリがーTPまで1.7pips。
引用元:Twitter
ECN口座だと手数料入れるとほぼ利益残らないから、もはやエントリーする意味が無いなー。
リスクリワード89対1でリスクしかない
手数料に関しては厳しい意見が多い印象だね。
ECN口座で取引する際は手数料と証拠金の計算をしてから取引すべきといえるかな。
STP口座メリット
次にSTP口座のメリットを紹介します。
ECNに比べるとSTP口座の方が始めやすい口座です。
ボーナスの受け取りや最低入金金額の低さを考えると、最初に開設する際はSTP口座がおすすめとなります。
レバレッジが高い
STP口座はECN口座に比べてレバレッジが高く設定されている会社が多いです。
- スタンダード口座(STP)888倍の場合
100円×10万通貨÷888(レバレッジ)=必要証拠金11261円 - ZERO口座(ECN)500倍の場合
100円×10万通貨÷500(レバレッジ)=必要証拠金2万円
同じロット数量でもレバレッジが違うと必要証拠金も変わってくるんだね。
その通り!!
最大レバレッジが高ければ少ない証拠金で見込める利益も多くなる仕組みだよ。
XMのZERO口座は500倍とECN口座では高い水準にありますが、会社によっては200倍ほどしかかけられない会社も多い傾向です。
取引手数料がかからない
STP口座はあらかじめスプレッドが上乗せされた数値で約定されるため、取引手数料がかかりません。
実質の取引コストはないものと考えていいでしょう。
取引手数料がかからないのはいいね。
実質的なコストがかからないのなら取引しやすいかも。
ECNの取引手数料は取引回数が増えると手数料膨らむからね。
大口取引じゃないと損をする可能性があるんだ。
最低入金額が低め
STP口座は最低入金額が低めである会社が多いのでお試しで始める際も敷居が低いといえます。
XMであれば500円、GEMFOREXは100円とかなり少額で始められます。
入金ボーナスのある会社は入金ボーナスが付与されるタイミングのみ多くの投資資金を入金するとより効率が良くなるね。
入金額が低くていいならハイレバレッジ取引の資金調整したい時も便利だね。
STP口座のデメリット
STP口座にはどんなデメリットがあるの?
STP口座はECN口座と違って情報量が少ないことやスプレッドが広いといった特徴があるね。
詳しく紹介していくよ。
板情報が見れない
STP口座はECN口座と違って板情報が見れません。
そのため相場の流動性や売られすぎ、買われすぎを自身で分析する必要があります。
MT4に標準搭載されているインジディゲータを用いて判断するなど、自身で情報を掴まないと把握することができません。
MT4に搭載されている「ボリューム系のインディゲータ」やオシレーターを使うと流動性や通貨の売られすぎ、買われすぎが判断できるよ。
スプレッドが広め
STP口座はECN口座に比べてスプレッドが広いです。
そもそもの注文方式が異なるためスプレッドに差が出るのは当然といえますが、不利な位置で約定されるため取引に影響を与えます。
STP口座でもスプレッドの狭い会社は多くありますが、それでもすべてのECN口座に比べると広い傾向にあります。
STP口座でスプレッドの狭い会社は?
STP口座の評判・口コミ
STP口座の評判・口コミをTwitterより紹介していきます。
海外の会社もボッタクリ多いけど、ちゃんとしてる会社はゼロカットありで追証なしでハイレバレッジ だから少額投資で行ける
前述のXMのSTP口座だと口座解説で3000円ボーナスで500円入金からだし
引用元:Twitter
あ、口座開設ボーナスは、ノースプレッド口座ではもらえないから、オールインワン口座で開設して、ボーナス無くなったらノースプレッド口座開設がいいと思うぞよ
引用元:Twitter
ボーナスに関して良い口コミが多い印象だね。
ボーナス制度のある会社であれば活用しない手はないね。
少額の取引でもボーナスを使ったハイレバレッジなら大きな利益が見込めるよ!!
スタンダードじゃ スプ広いからスキャれん
こんな位置でショートしたくないし放置して寝る
引用元:Twitter
xmのスタンダードのスプきちい キチいけどそれでもなお利益出せるエントリーをじっくり考えるいいハードルかもしれない って言ってる間にドル円が?
引用元:Twitter
スプレッドに関して厳しい意見が多いね。
ほとんどの会社でスプレッドは変動制となっているからね。
経済指標や値動きの激しい時間帯になるとスプレッドが大きく開きやすいんだ。
海外FXのECN口座/STP口座のまとめ
ECN口座とSTP口座の違いについて紹介しました。
ECN口座は取引環境としてとても魅力的な口座ですが、ある程度資金力のある方におすすめの口座となります。
最初の口座開設はオーソドックスなSTP口座から開設するといいでしょう。
ほとんどのFX会社で複数口座が開設できるので、STP口座を開設してからECN口座の開設をするという方法が最もおすすめです。
ボーナスを受け取り資金を増やしてから、ECNに移行してもいいですね。
自身に合った口座を見つけてトレードの幅を広げてみましょう。
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