
海外FXは国内FXに比べてスプレッドが広めって聞いたけど本当?

国内FXに比べると広い傾向にあるね。
そもそもFXの仕組みが違うからスプレッドに差が出るようになっているんだ。
ただレバレッジやゼロカットを考えると断然海外FXがおすすめだよ!

そうなんだ。
でもやっぱりスプレッドって重要だよね。
会社によって差があるって聞くもんね。

会社によってスプレッド幅は異なるから取引前に把握しておいた方がいいね。海外FX会社のスプレッドを一緒に見ていこうか!
海外FXは会社によってスプレッドに差があります。
平均スプレッドが狭い会社でも通貨ペアによっては広い場合もあるので、取引スタイルや手法によっては業者選びがとても重要といえますね。
このページではそんな海外FXのスプレッドを会社別で比較して紹介していきます。
ぜひ参考にしてみてください。
- スプレッドで選ぶならGEMFOREXがおすすめ!!
- 海外FXのスプレッドは変動制がスタンダード
- スリッページが大きいとスプレッドが狭くても損する恐れがある!!
- ECN口座はスプレッドが狭いが制限が多い口座
- 早朝や経済指標時のスプレッドに注意しよう!!
海外FXのスプレッドの概要
海外FXのスプレッドはその会社の手数料となる場合が多いです。
スプレッドが狭いほど取引毎のコストが抑えられるため、利益を出しやすいといえます。
スプレッドは取引スタイルや手法によっては取引の結果に直結することが多いので仕組みをしっかり覚えておきましょう。
スプレッドとは
スプレッドは売値と買値の差を指します。

FXではエントリーする時に実際のレートとずれた値で約定が行われます。
買値のレートと売値のレートそれぞれにスプレッドと言われる手数料が加算され、FX会社の利益となるのです。
実際のレートと注文時のレートの差が大きいと「スプレッドが広い」、レートの差が狭いと「スプレッドが狭い」と認識できます。
スプレッドが狭いほど広いよりも有利な位置での約定となるため、利益方向に伸びた際に取引に勝ちやすくなるというメリットがあるのです。

なるほど。
スプレッドが狭い方が有利に取引ができるんだね。

スプレッドが広いと利益方向に値を戻すまで時間がかかってしまう時にどうしても不利になってしまうんだ。
長期間保有ならあまり気にならないけど、短時間での決済や値動きの少ない時間帯などでは特に重要になってくるね。
FXを始めたいという方は業者選びの際に、このスプレッドの値も気にしてみてください。
国内FXより広い

海外FXは全体的に国内FXに比べてスプレッドが広い傾向にあります。
このスプレッドの差にはFXの方式であるNDD方式とDD方式という仕組みが影響しています。

それじゃあ、DD方式が多い国内FXの方が有利ってこと?

実はそういうわけでも無いんだ。
DD方式は確かにスプレッドが狭いけど、仲介が入ることにより公平性の低い取引になってしまう場合があるんだよ。
スプレッドを手数料として取っているNDD方式の会社の方が顧客の勝ち負けが関係ないため透明性が高い取引ができるんだ。

なるほど。
スプレッドが狭いからと言って顧客に有利とは限らないんだね。
変動スプレッド

海外FXでは変動スプレッド制を採用している会社が多いです。
変動スプレッドでは経済指標や値動きの激しい時間になると大きく広がることがありますが、通常時のスプレッドが狭いというメリットがあります。
海外FX会社のスプレッド・手数料おすすめランキング
ここでは海外FXのスプレッドをランキング形式に紹介します。
主要通貨ペアごとの平均スプレッドやおすすめ度を解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
【第1位】Exness

おすすめ度 | 100点 |
USD/JPY平均スプレッド | 1.1 |
EUR/JPY平均スプレッド | 1.9 |
GBP/JPY平均スプレッド | 2.0 |
AUD/JPY平均スプレッド | 1.3 |
2020年3月から日本市場に参加すると、人気が急上昇し、2021年最も注目される海外FX業者になっています。
業界最狭のスプレッドに加え、最大レバレッジ無制限を提供しています。
ロスカットラインも業界最低の0%に設定されており、ハイレバレッジ取引に最も向いた業者と言えます。
【第2位】GEMFOREX

おすすめ度 | 98点 |
USD/JPY平均スプレッド | 1.2 |
EUR/JPY平均スプレッド | 1.3 |
GBP/JPY平均スプレッド | 1.7 |
AUD/JPY平均スプレッド | 1.6 |
GEMFOREXはスプレッドが狭い海外FX業者の一つになります。
会社によっては値動きの激しいポンドや、流動性の高い豪ドルといった通貨は大きなスプレッドが付く傾向にありますが全ての通貨ペアで狭い水準となります。
またボーナス制度が最も充実しているため、少ない証拠金で始められるうえに利益を出しやすい取引環境があり初心者でも始めやすい会社といえますね。
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【第3位】AXIORY

おすすめ度 | 94点 |
USD/JPY平均スプレッド | 1.3 |
EUR/JPY平均スプレッド | 1.5 |
GBP/JPY平均スプレッド | 2.0 |
AUD/JPY平均スプレッド | 1.9 |
AXIORYは業界でもかなり狭いスプレッドでの取引ができるFX業者です。
主要通貨ペアに限らずマイナー通貨ペアでも狭い水準のスプレッドが提供されています。
またスキャルピング取引に制限や特別なルールを設定していないので、短期売買を行うにあたって適した会社といえますね。
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【第4位】TitanFX

おすすめ度 | 90点 |
USD/JPY平均スプレッド | 1.3 |
EUR/JPY平均スプレッド | 1.7 |
GBP/JPY平均スプレッド | 2.4 |
AUD/JPY平均スプレッド | 2.1 |
TitanFXは他社で行っているようなボーナス制度を実施していません。
その代わりに取引環境の整備に力を入れているFX業者です。
主要通貨ペアの平均スプレッドはかなり狭く約定力も高いので、多くのトレーダーにメイン口座として愛用されています。
本来ではスプレッドが広がりやすい早朝や指標時でも他社に比べるとそれほど大きく広がることはないため、安定した取引環境でFXが行えるのです。
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【第5位】BigBoss

おすすめ度 | 88点 |
USD/JPY平均スプレッド | 1.5 |
EUR/JPY平均スプレッド | 1.9 |
GBP/JPY平均スプレッド | 2.5 |
AUD/JPY平均スプレッド | 1.6 |
BigBossはここ数年で日本人トレーダーが多く増えているFX業者です。
主要通貨のスプレッドが平均より狭いこともそうですが、CFD商品のスプレッドの狭さが魅力といえます。
幅広い通貨ペアや投資商品の取引を行い方には総合力の高いBigBossがおすすめです。
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【第6位】HotForex

おすすめ度 | 84点 |
USD/JPY平均スプレッド | 1.7 |
EUR/JPY平均スプレッド | 1.7 |
GBP/JPY平均スプレッド | 3.0 |
AUD/JPY平均スプレッド | 2.3 |
HotForexは世界的に見るとXMよりも顧客の多い人気のあるFX業者です。
円建て口座がないこともあり日本人ユーザーは少ない傾向にあります。
主要通貨ペアのスプレッドは平均的な狭さですが、豊富なマイナー通貨ペアの取扱いやスプレッドの狭さが魅力です。
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【第7位】Tradeview

おすすめ度 | 82点 |
USD/JPY平均スプレッド | 1.8 |
EUR/JPY平均スプレッド | 1.9 |
GBP/JPY平均スプレッド | 2.3 |
AUD/JPY平均スプレッド | 2.6 |
Tradeviewは2004年に設立された歴史あるFX業者です。
日本ではあまりなじみがないですが、海外のユーザーは多い傾向にあります。
平均的なスプレッドは狭くもなく広くもなくといったところで平均的な水準です。
1万円から入金できるので少額からでも始められますが、最大取引通貨量に制限がないので大口取引に最も向いています。
【第8位】XM Trading

おすすめ度 | 79点 |
USD/JPY平均スプレッド | 1.6 |
EUR/JPY平均スプレッド | 2.6 |
GBP/JPY平均スプレッド | 3.5 |
AUD/JPY平均スプレッド | 3.0 |
人気や会社実績、安定感により日本人トレーダーに最も人気のXMですがスプレッドの面で見ると他社に比べてやや広めです。
しかしXMでは独自のXMPというポイントが取引毎に付与されるので実質の取引コストで考えると少ないコストで取引可能です。
スプレッド幅を考えると短期取引というよりは、数時間から1日保有した比較的長めの決済を行う取引で有利なFX会社といえます。
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【第9位】iForex

おすすめ度 | 76点 |
USD/JPY平均スプレッド | 1.8 |
EUR/JPY平均スプレッド | 1.8 |
GBP/JPY平均スプレッド | 5 |
AUD/JPY平均スプレッド | 3.0 |
iForexは1996年から20年以上にわたり運営を行ってきた老舗のFX業者です。
そのため会社の信頼感や安定感は抜群にあるといえます。
もともと原則固定でしたが2018年に変動制に変わったこともあり、徐々にスプレッド幅が狭くなっています。
しかし主要通貨ペアはまだ若干広めであることや、変動制による広がりが懸念されることも多いです。
しかし変動制に切り替わってからの実績はまだ浅いため今後に期待が持てますね。
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【第10位】IronFX

おすすめ度 | 73点 |
USD/JPY平均スプレッド | 1.8 |
EUR/JPY平均スプレッド | 2.1 |
GBP/JPY平均スプレッド | 2.3 |
AUD/JPY平均スプレッド | 2.1 |
IronFXは2010年にキプロスで設立されたFX業者です。
スプレッドはやや狭めですが原則固定であるため、通常時は広いと感じる方が多いようです。
口座タイプによっても多少変動がありますが、スプレッドの面で見るとあまり大きなメリットは感じられないですね。
豊富なボーナス制度を実施しているので、少額且つ長期保有のトレードに適しています。
【第11位】FBS

おすすめ度 | 70点 |
USD/JPY平均スプレッド | 2.0 |
EUR/JPY平均スプレッド | 3.0 |
GBP/JPY平均スプレッド | 2.3 |
AUD/JPY平均スプレッド | 2.1 |
FBSは世界で1500万人以上の顧客を抱えるロシア発の大手海外FX業者です。
主要通貨ペアのスプレッドは他社の比べて広いこともあり、短期でのトレードにあまり向いていないといえます。
しかしレバレッジが海外FXで最も大きい3000倍がかけられることもあり、大きく利益を出したい方、少ない証拠金で一獲千金を狙いたい方に人気です。
マイナーな通貨ペアは比較的スプレッドが狭い傾向にあるので、激しい値動きを狙った投資に向いているといえるでしょう。
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【最新】海外FXのスプレッド比較一覧表

海外FXの主要通貨ペアを会社ごとに表にしています。
会社名 | USD/JPY | EUR/JPY | GBP/JPY | AUD/JPY |
---|---|---|---|---|
Exness | 1.1pips | 1.9pips | 2.0pips | 1.3pips |
GEMFOREX | 1.4pips | 1.3pips | 1.9pips | 1.6pips |
AXIORY | 1.3pips | 1.5pips | 2.0pips | 1.9pips |
TitanFX | 1.3pips | 1.7pips | 2.4pips | 2.1pips |
BigBoss | 1.6pips | 1.9pips | 2.5pips | 1.6pips |
HotForex | 1.7pips | 1.7pips | 3.0pips | 2.3pips |
Tradeview | 0.3pips | 0.3pips | 2.3pips | 2.6pips |
XM Trading | 1.5pips | 2.5pips | 3.7pips | 3.0pips |
iForex | 1.8 pips | 1.8pips | 5pips | 3.0pips |
IronFX | 1.7 pips | 2.1pips | 2.3pips | 2.1pips |
FBS | 2.0pips | 3.0pips | 2.3pips | 2.1 pips |
USD/JPYやEUR/JPYではスプレッドに極端な差は出ませんがポンドや豪ドル関連の通貨ペアでは会社によって大きな差がありますね。
海外FXのスプレッドを比較する注意点
海外FXのスプレッドを比較する際にはいくつかの注意点があります。
それぞれ会社によって特色やルールがあるため、スプレッドが狭いからといって良い会社と安易に認識するのは危険です。
反対にスプレッドが広いからといって悪い会社と決めつけるのも良くはありません。
取引スタイルや手法によってメリットデメリットがあるのでよく理解したうえで自身に合った会社で取引を行いましょう。
原則固定と変動制

海外FXを選ぶ際はスプレッドが原則固定か変動制であるかを重視するといいといえるでしょう。
具体的にどちらがいいとは言えず、取引スタイルや手法によっても変わってきます。
例えば早朝の取引や値動きの変動が大きいポイントで取引する場合は原則固定のFX業者が良いといえます。
反対に取引時間が決まっておらず、自由に取引を行いたい場合は変動制の業者でその時のスプレッドを見て取引するのがおすすめです。
- GEMFOREX(ドル円のみ)
- IronFX
- IS6FX
海外FXは変動性がスタンダードであるため、原則固定の会社で取引したい場合は上記の会社を選ぶといいでしょう。
スリッページ

どんなにスプレッドが狭くてもスリッページが発生すると利益を上げにくくなります。
会社によってスリページが大きい会社と小さい会社があります。
- XM Trading
- GEMFOREX
- AXIORY
- TitanFX
上記の会社は海外FXの中でも比較的スリッページが少ないため、急なレートの乱高下した状態でもそれほど大きな価格差が発生しません。
口座によって変わる

海外FXではECN口座とSTP口座の2種類を提供している会社が多くあります。
ECN方式の口座は私設取引所に対して直接取引ができるので、かなり狭いスプレッドでの取引が可能です。
STP方式の口座はカバー先の金融機関でのレートにFXブローカーがスプレッドを上乗せする仕組みになっています。
- XM Trading:ゼロ口座
- GEMFOREX:ノースプレッド口座
- AXIORY:ナノスプレッド口座
- HotForex:ゼロスプレッド口座
- BigBoss:プロスプレッド口座
- TitanFX:ブレード口座
- TradeView:ILC口座
- FBS:ゼロスプレッド口座

スプレッドが狭いならECN口座で取引した方がいいのかな?

ECN口座はスプレッドは狭いけどボーナス制度が適用されない場合や、取引毎にスプレッドとは別の手数料が発生する会社がほとんどなんだ。
初回入金額も高く設定されている会社が多いから、高額資金の運用には向いているけど普通に取引したい人には向かないね。
スプレッドが広がるタイミング

スプレッドは日本時間の朝5時~7時にかけてに広がる会社が多いです。
早朝はオーストラリアやニュージーランドの市場が開いていないので為替の流動性がない時間となります。
市場参加者が少ない時間なので大口の注文が入ると価格が大きく飛ぶこともあり、スプレッドの変動幅も大きくなるのです。
また各国の主要人物の発言や米国雇用統計、FOMCといった注目度の高い経済指標時は市場に多くのお金が流れる傾向にあるためスプレッドが広がる傾向にあります。
海外FXのスプレッドに関するQ&A

次に海外FXのスプレッドに関するよくある質問を紹介します。
会社や時間帯、相場状況によってスプレッドは異なりますが取引前にしっかり確認しておくことが重要といえます。
MT4などの取引ツールで買値と売値の価格差を見たり、会社のHPのリアルタイムレートを見ることで確認ができます。
取引結果に大きく影響を与えるものなので必ず取引前に確認しましょう。
スプレッドは固定?
スプレッドは変動制の会社と固定の会社に分かれます。
固定の会社でも相場状況によっては少しのずれが発生する場合もあるので注意しましょう。
なお海外FXでは変動制がスタンダードとなっているので、早朝や経済指標時には大きく広がる傾向にあります。
スプレッド最狭はどこ?
スプレッドの狭さで見るとGEMFOREXが最も狭い水準にあるといえます。
重要経済指標や価格が大きく動いた際にも影響を受けにくいです。
またECN口座であるノースプレッド口座は国内FX会社とあまり変わらないほど狭いスプレッドを提供しているので利益を出しやすい会社といえますね。
手数料とスプレッドは違う?
スプレッドはFX会社が利益を上げるための手数料という認識で間違いないです。
しかし実際に支払いをするわけではないので捉え方によるといえます。
エントリーした時点でスプレッド幅分がレートと不利な位置に動くので、取引毎に発生する実質的なコストと考えればいいでしょう。
しかしスプレッドが極端に狭いECN口座では取引毎に実際に手数料を支払う会社がほとんどです。
海外FXのスプレッドまとめ

スプレッドは取引のしやすさ、利益の出しやすさに直結するので会社選びはとても重要といえます。
またスプレッドの幅だけ見てもスリッページの発生や口座タイプなど選ぶ基準は取引スタイルによって変わってくるので注意しましょう。
総合力で見ればGEMFOREXがもっともスプレッド幅が狭い傾向にあるのでおすすめといえます。
あまりFXに慣れていない初心者の方であれば複数会社の口座を開設してもっとも使いやすい会社をメイン口座として使うことで取引スタイルの確立ができますね。
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