海外FXでは残高がマイナスになっても支払いしなくていいって本当?
海外FXではゼロカットという制度があるからマイナス残高はリセットされて証拠金以上の損失は負わない仕組みになっているよ。
そうなんだ!
とってもありがたいけど、どうしてそんな制度が適用されているんだろう?
それを知るにはゼロカット制度の目的や特徴を把握する必要があるね。
詳しく解説するから一緒に学んでいこう!
FXは一般的には「大きく損失を出してしまうもの」「借金を背負うリスクのある怖い投資」といったマイナスのイメージを持つ人が多いです。
しかし海外FXではゼロカットシステムによって損失の限定ができるため自己資金以上のお金を失う心配がなく、低リスクで取引ができます。
これは海外FX特有の制度で国内FXでは適用されていません。
それにはFX取引制度の違いや目的が関係しているからといえます。
ゼロカットについて理解を深めていきましょう。
- ゼロカットシステムでは借金を背負うリスクがない
- ハイレバレッジでローリスクハイリターンの投資が可能
- 顧客の積極的な取引を促す海外FX特有の制度
- 国内FXはゼロカットが法律で禁止されている
- ゼロカット実効のタイミングは会社によって異なるので注意
- ロスカットは最低限の資産を守る安全機能
- ゼロカットを利用した悪質な取引は禁止!!
ゼロカット海外FX特有の制度となっています。
海外FXならではのボーナスを利用した取引や、高いレバレッジと相性が良いため低リスクで大きなリターンが狙えます。
海外FX人気No1のXMでは最大888倍の高レバレッジで、口座開設ボーナスや入金ボーナスももらえるので初心者におすすめです。
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ゼロカットシステムとは?仕組みを解説
為替相場は経済指標や世界的なニュース、機関投資家による大口の売買などがあると、急激な乱高下をすることがあります。
その時にFXでポジションを持っていると、急な値動きにFX会社のサーバーが追い付かず口座の残高がマイナスになってしまうことがあるのです。
利益方向に伸びた時はいいですが、思惑とは別の方向に向かうことで多くの証拠金を失い、マイナス残高になった地点で決済が行われます。
残高がマイナスになると国内FXでは追証といってマイナス分の支払いをしなくてはなりません。
しかし、ゼロカットシステムのある海外FXではFX会社がマイナス分を補填してくれるため支払いの義務はありません。
海外FXではロスカット水準も低いから残高がマイナスになる事は珍しい事ではないんだ。
FXのゼロカットシステムのメリット
ゼロカットシステムのメリットは以下の通りです。
- 入金してある証拠金以上の損失を出す心配がない
- ハイレバレッジとの相性が良くローリスクハイリターンの投資ができる
入金している口座残高以上の損失は絶対に出ない仕組みとなっています。
どんなに急激な相場の乱高下に巻き込まれても、口座残高がマイナスになることがありません。
また、追加での支払い義務も発生しません。
また海外のFXでは国内FXに比べてレバレッジが高く、400倍~1,000倍ものハイレバレッジで取引できます。
通常レバレッジは高いければ高いほどマイナスが出た際の負担も大きくなりますが、少額の投資資金でハイレバレッジ取引を行えば負けたとしてもゼロカットによる相殺で大きなリスクを背負うこともないのです。
ハイレバレッジとゼロカットシステムはとても相性がいいんだね。
自己資金以上の損失は出ないから、ハイレバレッジで大きなお金を運用してもリスクは低いってことなんだ。
FXのゼロカットシステムのデメリット
ゼロカットシステムのデメリットは以下の通りです。
- FX会社から付与されたボーナスも相殺される
- 余剰資金がない状態で取引してしまうと再起しにくくなる
海外FXでは多くのボーナス制度がありますが、ゼロカット適用された段階でボーナスが残っているとそのボーナス額も含めて相殺されます。
基本的にゼロカットになった場合は残っているボーナスは全て消滅すると考えていいでしょう。
またハイレバレッジの取引が可能であるため一気に投資金額の全額を口座に入金する方が多くいますが、これは危険な行為です。
レバレッジとロット数量の計算がしっかりできていればいいですが、ハイレバレッジの取引ではその分負けた時の損失が増えます。
ゼロカットになればマイナスの支払いはありませんが入金した投資金額は全て失ってしまうので、余剰資金は残した状態で投資資金の一部を入金してハイレバレッジ取引をすることが賢明といえるでしょう。
ゼロカットがあるから安心だと思っても投資資金のすべてを入金してしまっては負けた時に全て失うリスクがあるから注意しないとね。
取引ごとにこまめな入金をしていくことがおすすめだよ。
海外FXでゼロカットがある理由
ゼロカットシステムはマイナスの残高をFX会社で補填してくれるので当然のようにFX会社の負担となります。
しかし、海外FXの考えでは「マイナス残高を気にして顧客の取引が消極的になるよりはゼロカットの適用で積極的な取引をしてもらいたい」という考えを持っているのです。
・海外FXの多く→スプレッドによって利益を出している
・国内FXの多く→顧客の勝ち負けが会社の利益に直結する
多くの海外FXでは取引毎に発生するスプレッドが会社の利益となるので、取引結果は影響しません。
FX会社が多少のリスクを背負っても顧客に積極的な取引を求めているのです。
また大口取引になると負けた時の損失も大きくなり顧客の追証未払い問題が生じます。
未払いが多いと訴訟のリスクも増えてしまうので、初めから会社で負担していこうと定められた制度になっているのです。
私たちユーザーだけにメリットがあると思ってたけど、ちゃんと会社側にもメリットがあるんだね!
国内FXでゼロカットがない理由
国内FXではゼロカット制度そのものが金融商品取引法で禁止されています。
第三十八条の二 金融商品取引業者等は、その行う投資助言・代理業又は投資運用業に関して、次に掲げる行為をしてはならない。
二 顧客を勧誘するに際し、顧客に対して、損失の全部又は一部を補てんする旨を約束する行為(損失補塡等の禁止)
第三十九条 金融商品取引業者等は、次に掲げる行為をしてはならない。
三 有価証券売買取引等につき、当該有価証券等について生じた顧客の損失の全部若しくは一部を補塡し、又はこれらについて生じた顧客の利益に追加するため、当該顧客又は第三者に対し、財産上の利益を提供し、又は第三者に提供させる行為
顧客の損失補填を禁止するとはゼロカットシステムを禁止しているという事です。
FXのメリットはレバレッジかけて自己資金以上の取引ができる点ですが、国内FXではレバレッジ最大25倍と定められています。
このようにレバレッジの規制を行うことで顧客の損失を最小限に抑えようとしているのが国内FXの仕組みです。
なるほど。
ゼロカットを導入しない代わりにレバレッジ制限をしているんだ。
国内のFXはロスカットの水準も海外に比べて高いからその点も顧客の資産を守る対策といえるね。
国内と海外では同じFXでも仕組みや目的が異なるから全く別物と考えてもおかしくはないんだよ。
FXするならゼロカットがある海外FXがおすすめ!
FXの取引をするなら、ゼロカットシステムのある海外FXがおすすめです。
海外FXではゼロカット以外にも、ハイレバレッジの取引ができるというメリットがあります。
日本人ユーザーに最も人気のXM Tradingであれば最大レバレッジは888倍です。
つまり1万円残高であれば、1万×888倍=888万円もの取引ができるのです。
もちろんゼロカットシステムにより最大限の考えられる損失は1万円のみとなります。
またXMでは口座開設時に3,000円、入金時に入金額の100%(上限5万円まで)が付与されるボーナス制度があることから、少ない証拠金で取引が始められるうえ見込める利益も多くなるのです。
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ゼロカットはリスクを最小限に抑えられるローリスクハイリターンの投資が可能であるため、目立ったデメリットは存在しませんね。
どの海外FXがいいのかについては下記の海外FXのランキングという記事で詳しく解説しています。
各FX業者のゼロカットが実行されるタイミング
日本人ユーザーの多い海外FX業者でゼロカットが実行されるタイミングをまとめています。
FX会社名 | ゼロカットが実行されるタイミング |
---|---|
XM Trading | 次回入金後 |
GEMFOREX | マイナス残高になった60分以内に実行 |
iFOREX | マイナス残高になった時点で自動的に実効 |
TitanFX | 日本時間の午前7時、夏時間午前6時 |
Exness | 口座残高がマイナスになったあとすぐ |
BigBoss | 残高がマイナスになった瞬間 |
XMでは口座残高がマイナスになると、次の入金後にゼロカットが実行されマイナス残高がリセットされます。
つまり入金しないでそのままにしておくと、ずっとマイナス残高が残りますが支払い義務はないので心配いりません。
TitanFXでは、日本時間の午前7時、夏時間午前6時のサーバータイムで日付が切り替わるタイミングにゼロカットが実行されます。
会社によっては残高がリセットされていない状態での入金ではマイナス分と相殺されてしまうケースもあるから注意してね。
ゼロカットシステムの基礎知識
ゼロカットの基礎知識を解説します。
ゼロカットは顧客の損失を防ぐためにある制度です。
そのためゼロカットを利用した悪質な取引方法は禁止されており口座凍結等の対象となるので注意しなければなりません。
ゼロカットとロスカットの違い
為替相場の急騰急落時にはロスカットが間に合わないことがあります。
その時にゼロカット実行される仕組みとなっており、通常の取引ではロスカットが優先となるのです。
XMであればロスカット水準が20%と定められており、証拠金維持率20%を下回ると自動で損切りが行われえます。
ロスカットは最低限の資産を残すための機能であり、ゼロカットはマイナスの支払いをさせないための機能であると覚えておきましょう。
ゼロカットを悪用した両建ては禁止
ゼロカットシステムを利用した両建てはどのFX会社でも禁止行為となっています。
両建てを複数のFX会社を介して行ったり、同一会社の別口座で行ってしまうと一方のポジションはゼロカットシステムの適用により入金分だけの損失となります。
もう一方のポジションは利益方向に伸びれば伸びるほど大きな利益となるので確実に利益が出るのです。
複数会社を使って行うと一方の会社は必ず損失を出す仕組みとなるので、このような行為は完全に禁止されています。
口座名義を変えたりIPアドレスを変えた悪質な両建て行為も常に不正対策をしているFX会社にはすぐ見破られてしまうから絶対にしないでね!
ボーナスを含めた証拠金が相殺される
海外FX業者では各社で様々なボーナスが提供されています。
ボーナスを提供するほとんどの会社で、ボーナスは証拠金としてみなされていますね。
マイナス残高とボーナスを相殺して、まだマイナスが残っている状況であればゼロカットが実効される仕組みです。
つまり、ゼロカットが実行されるケースではボーナスも消滅している状況となっています。
会社によってはボーナスが証拠金の役割を果たさない会社もあるから注意しよう!
口座残高がなくなった状態で消滅するケースもあるんだ。
ゼロカットシステムに関するQ&A
次にゼロカットシステムについてのよくある質問を紹介します。
ゼロカットは海外FX特有の制度であるためしっかり理解したうえで取引に臨むようにしましょう。
FX業者が損する?
ゼロカットシステムそのものを見ると顧客の損失分を補填するのでFX業者は損をする仕組みになっています。
しかしゼロカットシステムにより顧客が積極的な取引をしてくれれば取引毎の手数料がFX会社の利益となるので顧客と会社双方ともにメリットのある制度です。
またゼロカットがない場合は追証の未払い問題等が発生する恐れがあるのでそのようなリスクを避けた制度ともいえます。
ゼロカットシステムに罠はない?
ゼロカットシステムは借金を背負うリスクがなくどんな取引でも追加での証拠金が発生するものではないので罠はありません。
しいていうならゼロカットシステムによる安心感で投資資金のすべてを入金して大きなロット数での取引をしてしまう事くらいです。
借金を背負うリスクはなくともゼロカットが適用されてしまえば口座のお金は全てなくなってしまいます。
余剰資金を残した状態での取引きであれば再起可能ですが、投資金すべてを入金するといくらゼロカットがあると言えどもリスクは大きいといえるので注意しましょう。
ゼロカットされない?
ゼロカットよりまずは会社の定めた証拠金維持率の割合で実行されるロスカットが優先されます。
証拠金維持率が下回ると自動的にそのポジションが決済される仕組みです。
上チャートのように短時間での急騰急落時にはロスカットが追い付かず残高がマイナスになりやすい傾向にあります。
またゼロカット後の残高がリセットされるタイミングは会社によって異なります。
XMであれば次回入金の時、GEMFOREXでは残高がマイナスになってから60分後とバラバラです。
ずっとゼロカットができていないという事例はあまりありません。
もしも口座残高のマイナス状態が続くようであれば、取引業者のサポートに問い合わせるようにしましょう。
追証が発生する場合もある?
海外FXでは、ゼロカットシステムにより証拠金以上の損失は出ません。
しかし、悪質な両建てや禁止取引、サーバー遅延を狙った取引などをしていると、会社によって追証を請求されることがあります。
通常の取引をしていれば追加証拠金を払う必要がないので、禁止事項に触れない取引をしましょう。
ハイレバレッジでも安心?
海外FXでは高いレバレッジがかけられますが、ゼロカットシステムがある限り自己資金以上の損は出ません。
そのためハイレバレッジでも安心して利用できます。
しかし、投資資金全額を入金した状態でのハイレバレッジ取引は危険です。
マイナスはでなくても結果的に投資資金の全てを失う可能性があるので、ハイレバレッジの時は投資資金の一部を入金した状態で行うと良いでしょう。
ゼロカットシステムのまとめ
海外FX特有のゼロカットシステムは私たちユーザーにとって安全な取引の助けとなってくれます。
損失は自己資金の範囲で抑えられることができるので積極的なハイレバレッジ取引が可能ですね。
特にFX初心者の方は最初にリスクを最大限考慮した取引が重要となります。
相場分析が不十分な状態では損失を出すケースも多くなりますがゼロカットシステムにより追加証拠金の発生がなければすぐに次の取引に臨めますね。
まずは少額の入金をしてハイレバレッジの取引を行えば負けても入金分の損失、勝てばハイレバレッジによる大きな利益があげられるので資金効率も良くなるのです。
リスクの少ない取引を始めるのであれば海外FX一択といえますね。
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