XMで取引したいんだけどロスカットが怖いんだよね。
借金するっていう話も聞いたことあるし。
XMのような海外FXでは自己資金以上の損失は出ない仕組みになっているから安心していいよ!
そうなんだ!
じゃあさっそく取引初めてみようかな!
ちょっと待って!
XMのロスカットについてはちゃんと理解してるかい?
なんとなくかな…
ロスカットは自己資金の運用でとても大事なポイントだから
しっかり理解したうえで取引した方がいいんだ!
詳しく解説していくね!
FXでは損失が出てしまった場合に顧客の損失を最小限に抑えるロスカットという制度があります。
ロスカットはFX取引を行う際に資金の運用やリスクの回避という点でとても重要なポイントとなるのです。
このページではそんなXMのロスカットについて詳しく解説していきます。
ぜひ最後まで読んでいってください。
- ロスカットの基本知識
- XMのロスカットは証拠金維持率20%以下の低水準
- 海外FXではゼロカットにより追加証拠金の心配がない
- ロスカットの変動額を把握しよう!!
- 必要証拠金と証拠金維持率の計算方法
- 1万円で取引した場合の強制ロスカット基準
\ 日本人人気No.1/
XMのロスカットに関する基本知識
まずはロスカットに関する基礎知識を紹介します。
国内FXと海外FXで異なる点やどのような状況でロスカットが実行されるのかをしっかり押さえておきましょう。
ロスカット
ロスカットとは証拠金がFX会社の定める水準を下回った時に強制的に決済されるものです。
本来FXでは決済を行う時に自身で利益確定の決済、または損切りの決済を行う必要があります。
新規の注文を行い、相場が思惑から外れて急激に伸びると損失はどんどん膨らんでしまいますね。
顧客の損失を制限するためにロスカットがFX会社によって実行されるのです。
FX会社が顧客の資産を守るために行う決済制度ともいえるね。
証拠金維持率
証拠金維持率は現在保有しているポジションが口座の残高に対してどれくらいの比率であるかを示すものです。
証拠金維持率が低ければ低いほどギリギリの勝負をしていることになるので、必然的にロスカットに合いやすくなります。
証拠金維持率が高いと相場が思惑と反対方向に進んでも余裕が生まれロスカットに合いにくいのです。
XMでは証拠金維持率が20%を下回ると強制的にロスカットされる仕組みとなっています。
ゼロカット
為替相場は経済指標や世界的に大きな事件、機関投資家の介入による大口注文などで相場が急変動することがあります。
相場が急変動して、保有しているポジションが予想と反対の方向に進んでしまうとロスカットが間に合わず口座残高がマイナスになってしまうことがあるのです。
海外FXではゼロカットにより口座残高がマイナスになっても追加で証拠金を支払う必要はありません。
つまり海外FXではどんな相場の急変動に巻き込まれたとしても顧客は証拠金以上の損失をすることはないのです。
あらかじめ損失の限定ができるため少ない証拠金でハイレバレッジ取引をすれば大きなリスクにはつながりません。
ゼロカットシステムに関しては以下の記事で詳しく解説しています。
XMで強制ロスカットされるタイミング
次にXMで強制ロスカットが行われるタイミングについて解説します。
強制ロスカットについては極力避けた方が良いといえます。
自身で取引に対しての諦めきれる値幅をあらかじめ計算して損切りを行う方が資金効率も良くなるのです。
ロスカットのタイミングをしっかり理解して取引しましょう。
マージンコール
XMでは証拠金維持率が50%を下回った時にこのマージンコールが出ます。
XMに登録しているメールアドレス宛に追加証拠金の入金を促すお知らせが届く仕組みです。
マージンコールが出ると追加で入金をするかポジションを決済しない限り新規のポジションが持てなくなるから注意しよう!
ロスカット
マージンコールによる警告があり、証拠金を追加で入れず損切りを行わなかった後に証拠金維持が20%を下回るとロスカットとなります。
ロスカットでは保有しているポジションが自動的に決済され多くの証拠金を失ってしまうので、ギリギリの勝負はおすすめできないですね。
マージーンコールの警告が出た時点で損切りをするか、自身の決めた値幅で損切りを行う方がよほど効率的といえます。
しかしXMではハイレバレッジの取引ができることもあり、口座に投資資金の全てでなく一部資金を入金しているのであればギリギリの勝負をすることはリスクの低い有効な取引方法です。
ロスカットされたとしても大きな痛手にならない金額で始めるのであれば、多少無茶な取引をしたとしても再起が可能ですね。
XMの強制ロスカット回避方法
XMでロスカットを回避する方法を解説します。
前述したようにロスカットされる様なギリギリの取引は証拠金を大きく失う危険性があるので、ぜひ参考にしてみてください。
ロスカットまでの変動額を把握
ロスカットまでの変動額は以下のような計算式で求められます。
ロスカットまでの変動額 = (口座内資金 – (必要証拠金 × ロスカット))÷ ポジションの通貨
実際の口座資金とによるロスカット変動額をレバレッジ最大888倍の口座を開設した場合で見てみましょう。
証拠金 | 取引数量 | ロスカットまでの値幅 |
証拠金3,000円 | 0.1ロット | 28pips |
証拠金5,000円 | 0.1ロット | 48pips |
証拠金1万円 | 0.1ロット | 98pips |
証拠金1万円 | 0.5ロット | 18pips |
証拠金5万円 | 0.1ロット | 498pips |
証拠金5万円 | 0.5ロット | 98pips |
証拠金5万円 | 1ロット | 48pips |
為替相場は常にレートが更新されているため具体的なロスカットレートを把握するというよりはある程度の目安を把握しておけば問題ないといえます。
証拠金の増加
ロスカットは証拠金を追加することで回避することができます。
追加で入金を行うことで証拠金維持率が増すので必然的にロスカット基準より遠くなる仕組みです。
しかしこの場合、入金した時のポジションからさらに予想と外れた方向にレートが伸びると入金分もすぐになくなってしまう恐れがあるのでレートが戻るという強い根拠がない場合はおすすめできません。
無難に損切りをして次の取引につなげることの方が賢明といえるでしょう。
損切りの設定
XMでは注文前に損切りの値を設定することができます。
MT4上で新規の注文を行う際に決済逆指値の項目に損切りしたいレートをあらかじめ入力しておきます。
するとロスカットではなく自身の定めた値幅で自動的に損切りが行われるので活用するようにしましょう。
この設定を行っておけば、ずっとチャートに張り付く必要もなく、外出中や仕事中にポジションを持っている場合でも自動的に決済をしてくれます。
最初のうちはポジションを保有する前に損切りレートを指定するクセを付けておくといいね。
XMの証拠金維持率の計算方法
証拠金維持率は最大のレバレッジと口座資金、通貨ペアのレートによって変わります。
有効証拠金(口座内資金 + 含み損益) ÷ 必要証拠金(レート × 取引数量 ÷ レバレッジ) × 100
=証拠金維持率(%)
以上のような計算式で証拠金維持率が求められます。
5万円の口座残高に対して必要証拠金が1万円だった場合は5万円÷1万円×100=500%という計算です。
実際にドル円のレートが100円だった場合1ロット(10万通貨)の取引ではレバレッジ888倍かけると約11260円ほどが必要となりますが、その場合の口座残高に対する証拠金維持率は以下の通りです。
口座残高 | 証拠金維持率 |
1万円+3,000円(口座開設ボーナス) | 115% |
3万円 | 266% |
5万円 | 444倍 |
10万円 | 888% |
同じロット数量の取引でも口座残高が多ければ証拠金維持率が上がり、資金に余力があるという事になります。
一般的には証拠金維持率の目安は500%~くらいが目安と言われており、相場の急変動にも耐えられる残高を入金しておくことがおすすめですね。
しかしゼロカットによる追加の支払い義務がないことを考えると、投資資金の一部だけ入金して低い証拠金維持率で取引することもXMでは有効な取引手段です。
XMの必要証拠金の計算方法
必要証拠金は以下のような計算で求められます。
(通貨ペアの値×ロット数)÷レバレッジ=必要証拠金
例①)ドル円100円時に1ロット(10万通貨)の取引を500倍のレバレッジで行う場合
(100円×10万通貨)÷レバレッジ500=2万円
例②)ドル円100円時に0.1ロット(1万通貨)の取引を888倍のレバレッジで行う場合
(100円×1万通貨)÷レバレッジ888=1126円
ロット数量が大きければ大きいほど必要な証拠金も多くなりますが、XMでは最大888倍のハイレバレッジ取引が可能なので、少ない証拠金でも大きな資金を運用できるのです。
なお必要証拠金はその時のレートで変わりますがXMの公式にて証拠金計算機というページが用意されているのでリアルタイムのレートと必要証拠金を調べられます。
1万円で取引した場合の強制ロスカットのタイミング
XMの取引ではレバレッジを自身で選択するのではなく最大888倍のレバレッジが有効証拠金と通貨ペアの値、ロット数によって自動調整されます。
つまり1万円の口座残高で888倍の取引をしたい時には、1万円×888倍=888万円分のロット数で通貨取引をすればいいという事になりますね。
1ドルが100円であると仮定すると888万円÷100円=88800円となります。
XMの1ロットは10万通貨なので0.888ロットの取引を行うとレバレッジとして888倍のレバレッジがかけられるという計算です。
これが500倍のレバレッジをかけるとなると0.5ロットの通貨保有です。
ドル円レート100.000円だったと仮定して、実際に1万円で取引した際のロスカットレートを見ていきましょう。
レバレッジ | 888倍(0.888ロット) | 500倍(0.5ロット) | 100倍(0.1ロット) |
マージンコール(証拠金維持率50%) | 99.943 (5.7 pips) | 99.856 (14.4 pips) | 99.056 (94.4 pips) |
ロスカット(証拠金維持率20%) | 99.909 (9.1 pips) | 99.822 (17.8 pips) | 99.022 (97.8 pips) |
上の表は買いエントリーを入れて下落した場合のレートになります。
反対に売りエントリーで()内のpips幅が100円から上昇するとロスカットとなる計算です。
1万円入金でハイレバレッジ取引する際の目安として参考にしてみてください。
XMのロスカット水準を他の海外FX会社と比較
XMのロスカット水準を日本人ユーザーの多い海外FX会社と比較しています。
FX会社名 | ロスカット水準 |
XM Trading | 証拠金維持率20%以下 |
GEMFOREX | 証拠金維持率20%以下 |
iFOREX | 証拠金維持率0% |
TitanFX | 証拠金維持率20%以下 |
海外FXでは多くの会社でロスカット水準が証拠金維持率20%以下と設定されていますね。
唯一iFOREXのみ0%と低水準となっていますが、これがメリットかデメリットかは取引スタイルによるといえます。
ロスカット水準が低いと少ない証拠金で取引した際に、ギリギリまで粘った勝負ができるので一獲千金狙いの取引には向いているといえるでしょう。
国内FX会社ではロスカット水準が証拠金維持率40%~100%ほどに設定されている会社が多いですが、レバレッジが25倍までと決まっているのである程度大きな証拠金がないと利益を上げることが難しいです。
他の海外FXとXMと比べた記事は以下の記事で詳しく解説しています。
XMのロスカットに関するQ&A
次にXMのロスカットに関するよくある質問をまとめています。
ロスカットは取引においてかなり重要なポイントであるため、取引前に分からないことや不安があれば解消したうえで臨むようにしましょう。
XMのロスカット水準は低い?
海外FXの中では平均的より少し低いロスカット水準であるといえます。
多くの会社が20%~40%ほどに設定していることが多いので20%という数字はいたって平均的な水準ですね。
しかし国内FXでは100%ほどのロスカット水準である会社が多いので、国内FXと比較するとかなり低いロスカット水準といえます。
ロスカット後はどうなる?
ロスカットはFX会社によって実行される損切りです。
そのためロスカット後に口座凍結や出金拒否にあうことはありません。
再度入金を行うか取引のロット数を落とすだけで改めて取引が再開できます。
ロスカットされたポジションは決済されているので負けの取引結果となるだけで他に変わることは何もありません。
ポジションが勝手に決済される?
証拠金維持率20%を切ると保有ポジションは自動的に決済されます。
複数のポジションを持っている場合も同等で、口座の証拠金維持率で計算されるため1つの口座で取引きしているすべてのポジションが対象です。
XMのロスカットまとめ
XMでは高いレバレッジをかけられることができるのでロスカット水準20%で取引できるのは大きな魅力です。
ハイレバレッジとの相性がいいため少ない証拠金での取引では大きな助けとなってくれます。
またゼロカットにより最大限の損失を制限してくれるので初心者の方でも安心して取引可能ですね。
基本的にはロスカットになる前に自身で損切りを行って次の勝負につなげるという事が、資金効率を上げるうえで重要となってきます。
あらかじめ損切りの設定ができるように、計算方法やある程度のロスカット水準は把握して取引を行っていきましょう。
\ 日本人人気No.1/
XMの評判やメリットについてもっと詳しく知りたいという方は以下の記事をご覧ください!
コメント