
仮想通貨取引所のFTXって知ってる?
最近よく名前聞くんだよね。

FTXは独自の制度から短期間で大きな利益が狙える取引所だよ!

そうなんだ!
海外の会社だから安全性とかが怖いけどどうなのかな?

実績は不十分だけど大手取引所のBinanceから出資を受けているから安全性は高いね。FTXについて詳しく見ていこう!
FTXは、2019年の12月に大手仮想通貨取引所のBinanceより出資を受けたことで話題になった取引所ですが
「日本語対応していないから何がいいのかわからない」
「海外の取引所だが大丈夫だろうか」
といった不安もあるでしょう。
この記事ではFTXの特徴からメリット、デメリット、初期登録の仕方について紹介します。
- 様々なデリバティブ取引に対応している取引所
- 取引に本人確認が不要で登録も簡単
- 日本語や日本円には対応していない
- 国内の取引所でできないことをしたい、利益を多く出したい人におすすめの取引所
FTXは短期間で大きな利益を狙えるレバレッジトークンやFTT保有数によって取引手数料が割引されるなどサービスが豊富です。
メールアドレスだけで簡単に登録できますので、ぜひ登録してみてください。
FTXの基本情報

名称 | FTX(エフティーエックス) |
設立年月日 | 2019年4月 |
レバレッジ | 最大101倍 |
取扱銘柄 | 100種類以上 |
提供サービス | 先物取引、レバレッジトークン、FTT、VOLATILITY、Prediction、現物取引など |
手数料 | Maker/最大0.02% Taker/最大0.07% |
公式HP | FTXの公式HP |
FTXとはAlameda Researchが運営する2019年4月に誕生したデリバティブ中心の仮想通貨取引所です。
2019年12月には仮想通貨取引所の最大手であるBinanceより出資を受けている注目度の高い取引所であり、取り扱っている銘柄はBTCやETH、FTX独自の「FTT」など100種類を超え、全ての銘柄で最大101倍のレバレッジ取引が可能です。
さらに、FTX内でFTTを一定数保有することで先物取引における取引手数料を割引など、FTTを所有していることで得られる特典もあります。
国内の取引所で業界最多の銘柄を扱っているCoincheckでも16種類なので、ラインナップが豊富であると言っていいでしょう。
登録も簡単でメールアドレスのみですぐに取引ができるようになります。
FTXのメリット
FTXのメリットは以下の通りです。
- さまざまなデリバティブ取引に対応
- 本人確認が不要
- 仮想通貨送金手数料が無料
- FTX独自トークンの保有で取引手数料が割引
- 全銘柄で最大101倍レバレッジ取引が可能
- 100種類を超える豊富な取扱銘柄
それぞれ解説していきます。
メリット①様々なデリバティブ取引に対応
FTXは現物取引をはじめとした様々なデリバティブ取引に対応しています。
その取引内容は以下の通りです。
- 先物取引
- レバレッジトークン
- インデックストークン
- 株式トークン
先物取引
先物取引とはある商品を、将来の決められた日に、取引の時点で決められた価格で売買することを約束する取引のことです。
日本ではあまり馴染ありませんが、FTXでは先物取引を行うことができます。
FTXの先物取引はステーブルコインで決済されます。
ステーブルコインとは、別名、「ペッグ通貨」ともいい、価格が一定のボラティリティのない通貨のことです。
ステーブルコインで決済するメリットは銀行口座なしで正確な米ドルでの決済ができることです。
その理由はステーブルコインの仕組みにあります。
価格の安定のは仕組みはシンプルで、米ドルをTetherに預けると、預けた同額分のUSTDが発行される仕組みです。
2ドル預ければ、2USDTが手に入ります。
価格の暴落リスクに遭いにくいので、低い手数料での決済が実現される点がステーブルコインでの決済のメリットといえます。
ちなみに、FTXがサポートしているステーブルコインはUSDT(デザー)とTUSD(TrueUSD)とPAX(Paxos Standard)になります。
具体的に取引したい仮想通貨を「四半期先物の満期」と「無期限先物」から選択ができ、レバレッジを最大で101倍まで設定することができます。

レバレッジ101倍は相当高いね!

仮想通貨業界では最大級の高さだね。
少ない資金でも高額の利益が狙えるんだ。
レバレッジトークン
レバレッジトークンとは、暗号資産市場において、大きなレバレッジポジションの管理なしにレバレッジをかけたポジションを持つことを可能にする、ERC20(イーサリアムのトークン)資産のことです。
例として、ETHBULLはETHトークンへのレバレッジ3倍でロングポジションを意味し、ETHが1%上昇すると、ETHBULLは3%上昇します。
逆にETHが1%下落するとETHBULLは3%下落します。
特徴として証拠金取引を行うケースと違い、強制ロスカットが発生しません。
また、他のレバレッジ取引よりも損益の振れ幅が大きいので短期間に大きな利益を獲得できる可能性があります。
インデックストークン
インデックストークンとは複数のアルトコインを集めて、その価格の平均を1つにまとめたインデックス連動トークンのことです。
インデックストークンは以下の4種類で、それぞれ特徴があります。
ALTインデックス | 仮想通貨の中で時価総額が3位~10位を占めているアルトコインをまとめたトークン |
MIDインデックス | 仮想通貨の中で時価総額が11位~30位程の中間層にある仮想通貨をまとめたトークン |
SHITインデックス | 時価総額30位以下のアルトコインの平均パフォーマンス指数 |
DRGNインデックス | 中華系アルトコイン銘柄のインデックス商品 |
株式トークン
株式トークンとはその名の通り、株式をトークン化したものです。
FTXでは2020年10月から提供開始されており、トークン化されている株式はAmazon、Apple、Tesla、アリババのような大手優良株です。
株式をトークン化することで1株以下の数量でも購入することが可能です。
メリット②本人確認が不要
FTXはメールアドレスだけで簡単に登録でき、登録後すぐに取引が開始できるようになります。
また、取引の際、1日最大2000ドル、または9000ドルの間で本人確認が不要のまま取引が可能です。
ただ、開設したばかりだと累積で1000ドルの出金しかできない状態なので、開設後に設定画面から本人認証レベルを0から1にする必要があります。

氏名や居住国、メールアドレスを登録し、上記の画像のようにLevel 1にチェックがつけば大丈夫です。
もちろん本人確認は必要ありません。
メリット③仮想通貨送金手数料が無料
FTXの送金には手数料がかかりません。
それだけでなく、1度送ったアドレスへの出金はデータの処理が素早く行われます。
同じ通貨をこまめに入出金する人にとっては大きなメリットといえるでしょう。
ただし、オムニ、ERC20トークンやETHの入出金には手数料が発生します。
また、ビットコインの出金が0.01BTC未満の場合、1日1回しか無料で入出金できません。

余計なコストをかけなくて済むんだね。
メリット④FTX独自トークンの保有で取引手数料が割引
FTXは「FTT」と呼ばれる独自のトークンを発行しています。
FTTはCoinMarketCapでは2021年5月時点で時価総額ランキング31位を記録しており、2021年からは急騰し、今注目度の高い仮想通貨の1つになります。
さらに、FTTを所有することによって現物取引と先物取引における取引手数料が割引になるサービスを提供しています。
FTTの保有量ごとの割引率は以下のようになります。
FTT保有量 | 割引率 |
---|---|
100USD以上 | 3% |
1000USD以上 | 5% |
5000USD以上 | 10% |
10000USD以上 | 15% |
50000USD以上 | 20% |
100000USD以上 | 25% |
200000USD以上 | 30% |
500000USD以上 | 35% |
1000000USD以上 | 40% |
2500000USD以上 | 50% |
5000000USD以上 | 60% |
ただし、Taker手数料を0.015%未満に減らすことはできないので注意が必要です。
その他にも先物取引の証拠金として利用できるメリットも存在します。
これらの特典はFTTを保有しているだけで得られますので特別に何かする必要はありません。
さらにFTTをステーキングすることでMaker手数料の割引特典やETHやERC20の入出金の手数料が免除されます。
ステーキングとはFTTをFTXに預けてロックすることです。
ロック中は売却できなくなり、解除するには申請して14日待つ必要があります。
FTTのステーキング毎の割引率は以下の通りです。

続いて、FTTのステーキングの方法を紹介します。
ステーキングはFTXのホーム画面にFTTの項目から可能です。
FTTのチャート画面に切り替わったら画面の下に移動すると以下の画像のような項目が出てきます。

ここでステークをクリックすればステーキング画面に移ります。

上記画像のステークからFTTをステーキングすることができます。
メリット⑤全銘柄で最大101倍のレバレッジ取引が可能
FTXでは8種類の中からレバレッジ倍率を選択できます。

上記の画像のように1倍、3倍、5倍、10倍、20倍、50倍、100倍、101倍を自由に選ぶことができ、初期設定は10倍です。
国や取引所ごとに最大レバレッジが異なる中、全ての仮想通貨取引で最大101倍のレバレッジ取引ができることでより、ハイリスク・ハイリターンな取引を可能にしています。

自分でレバレッジ制限をしてリスク管理をしてもいいね。
メリット⑥100種類を超える豊富な取扱銘柄
扱っている種類も豊富でその数は80種類以上の現物と120種類以上の無期限先物があります。
もちろん、その中にはBTC・ETH・XRPといったメジャーなものから、現時点で海外取引所ではFTXとGateでしか扱っていないRAYがあります。

RAYは2021年2月21日に新規公開された銘柄で、大きな急騰もなくめぼしい動きもありません。
ただ、RAYと同じSolanaブロックチェーンを基盤につくられている仮想通貨が軒並み高騰していること、Sushiswapとの統合が発表されていることから高騰の可能性があるとされています。
FTXのデメリット
メリットの多いFTXですが、もちろんデメリットもあります。
- 日本語非対応
- 日本円入金ができない
- 手数料が割引にケースもある
FTXのデメリットを確認してみましょう。
デメリット①日本語非対応
FTXは現在日本語非対応です。
そのため、多くのメリットがあるにも関わらず日本語でやり取りができないといった言語の壁がFTXを利用する上で最大のデメリットと言えるでしょう。
ただ、スマートフォンのFTXのアプリ版は完全ではありませんが、日本語で表示されているので、初めてFTXを利用するのであればアプリ版がおすすめです。

日本人ユーザーが増えれば今後改善される可能性はあるね。ただし現状では非対応だから使いにくいと考える方も多いんだ。
デメリット②日本円入金ができない
FTXは日本語だけでなく、日本円よる入金も対応していません。
なので、米ドルなどの外貨での入金か、他の取引所で購入した仮想通貨をFTXに送金するしかありません。
日本在住者が取引をする場合はCoincheckやbitFlyerといった国内の仮想通貨取引所でビットコインを入手した後にFTXに送金する必要があります。
送金の際はアドレスの入力間違いには気を付けましょう。間違った場所に送ってしまうと取り戻せなくなります。
デメリット③手数料が割高になるケースもある
FTXではレバレッジトークンの手数料としてメンテナンス料が日々で0.03%発生します。
その他にも30日の取引ボリュームや注文形式に応じて変化します。
以下の表で手数料の違いを紹介するので、売買の参考にしてください。
30日間の取引ボリューム | Maker手数料 | Taker手数料 |
---|---|---|
0ドル | 0.02% | 0.07% |
3000000ドル未満 | 0.02% | 0.05% |
5000000ドル未満 | 0.02% | 0.045% |
10000000ドル未満 | 0.015% | 0.04% |
30000000ドル未満 | 0.015% | 0.035% |
5000000ドル未満 | 0.01% | 0.03% |
100000000ドル未満 | 0.01% | 0.025% |
取引の額が少ないと、利用の仕方によっては手数料が多くかかる場合があります。
FTXの良い評判・口コミ
実際にFTXを利用しているユーザーはFTXをどう評価しているのでしょうか。
まずは良い評判から見ていきましょう。
FTXはね、ほんとにもうUIが素晴らしすぎるよ。Binanceなんかより全然使いやすい。
引用:Twitter
FTTに投資しようかな
Binanceはトレードを開始しようとすると、新しいタブで開かれます。
FTXには新しいタブが開かれることがないので1つのタブで完結できるのが使いやすい理由の1つですね。
仮想通貨取引所FTXの人気要因
お得なキャンペーンや多くのIEOの実施
取引所の独自トークンFTTの保有量により条件が変わることがあるのは注意が必要!
登録は簡単だし、個人的には取引画面も使いやすい!
登録する分には損はなし^_^
引用:Twitter
IEOとは「Initial Exchange Offering」の略称です。
ブロックチェーンプロジェクトから発行されるトークンを仮想通貨取引所が先行販売するサービスのことで、IEOに参加すると公開価格より安い値段でトークンを購入することが可能になります。
また、先述しましたが、メールアドレスで簡単に登録できます。
とりあえずアカウントを発行するだけでもよさそうです。
FTXはビットコインをハードウォレットに送るときに使えるから神
引用:Twitter
ハードウォレットとはコールドウォレット一種ででインターネットに接続していないウォレットのことを指します。
ウイルスやハッキングの危険があるネットワークから仮想通貨の秘密鍵を切り離して、物理的なデバイスに保管する仕組みです。
USBメモリーのようなもので、パソコンと接続することによってビットコインの管理が可能になります。
インターネットから切り離してしまえば、秘密鍵で管理されるビットコインは誰にも動かせなくなるので安全性が高いといえます。
入出金手数料が無料であることも相まって高い評価を得ていますね。
以上の口コミから、取引画面の見やすさやと登録の簡単さ、機能性の高さがいい評判として挙げられていますね。
FTXの悪い評判・口コミ
続いて、評価の悪い口コミは以下になります。
FTXって英語いっぱいで難しいのぉ・・・
わい
日本人やねん。。。
引用:Twitter
FTXは先述したように日本語には対応していません。
英文が難しい場合はGoogle翻訳やDeepL翻訳を駆使していくしかないでしょう。
FTXの日本語サポートは日本語メールに対応してくれるけどさすがにネイティブはいないっぽいので細かい疑問のニュアンスを伝えるのが難しい
引用:Twitter
これだとDeepL翻訳とか使ってこちらが英語で送ったほうがいいか微妙なところだなぁ
FTXのサポートページは日本語対応していますが、FTXの本サービスが日本語対応していません。
日本語には細かいニュアンスがあるので、翻訳機能で英文に変換してからのほうが良いでしょう。
FTXの安全性も気になります。評判だけで決めずに自分でガチで調査しないと大金を入れる気になれないタチなので色々やることがたくさんあって大変です。
引用:Twitter
その点、なんだかんだ株は安心なんですよね。IB証券にお金を入れることに対する不安はありません。
FTXは歴史の浅い取引所であることから、安全面の部分で不安を抱いても仕方のないものでしょう。
一方のIB証券は2021年時点で設立から43年経っています。
このような歴史の差が仮想通貨取引所が不安視される理由のひとつであると考えられます。
以上の口コミから、UIや取引画面の使いやすいといった評価がある一方で、言語の壁が評価を下げているようです。
FTXを他の海外仮想通貨取引所と比較
FTXの特徴についてメリットやデメリットを含めて紹介しましたが、ここでは他の海外取引所との違いを比べてみましょう。
基本情報 | FTX | BINANCE | bybit |
---|---|---|---|
設立年月日 | 2019年4月 | 2017年7月 | 2018年 |
最大レバレッジ | 101倍 | 125倍 | 100倍 |
取扱銘柄 | 100種類以上 | 約260種類 | 11種類 |
提供サービス | 先物取引、レバレッジトークン、FTT、VOLATILITY、Prediction、現物取引など | 現物取引、マージン取引、OTC、P2P、先物取引、レバレッジトークン | 仮想通貨FX・通貨購入 |
手数料 | Maker/最大0.02% Taker/最大0.07% | 最高0.1% | -0.025%~0.075% |
日本語対応 | × | 〇 | 〇 |
公式HP | FTX | BINANCE | bybit |
FTXで開催中のキャンペーン
現在、開催中のキャンペーンはありません。
また、キャンペーンの中には参加の条件や期間が設けられているものもあるので、公式サイトやSNSを常にチェックしておくとよいでしょう。
FTXの口座開設方法
FTXの登録は簡単で少額であればメールアドレスだけで利用できます。
FTXへの登録はこちらから行いましょう。
FTXのサイトにアクセスしたら右上にある「REGISTER」をクリックします。
クリックすると以下のような画面が表示されます。

ここで登録するメールアドレスとパスワードを入力します。パスワードの入力の際は以下の条件にあてはめる必要があります。
- 空白をなくす
- 最低8文字
- 小文字と大文字を1つずつ含む
- 数字を1つ入力すること
- 特殊記号(!@#$%^&*)の少なくとも1つ入力
入力後に「Click to verify」をクリックし、「I agree to the FTX Team of Service」に登録すれば「Sign UP」が表示されるので、これをクリックすれば初期登録は完了です。
FTXの評判・口コミまとめ
FTXは様々なデリバティブ取引に対応した仮想通貨取引所です。
本人確認なくても取引が可能で、レバレッジは最大で101倍にでき、仮想通貨の入出金手数料が無料です。
FTX独自のトークンがあり、保有数によって手数料が最大で60%割引されます。
日本語に対応しておらず、日本金を入金出来ないので、別の仮想通貨取引所から出金する必要があることに注意が必要です。
FTXは日本人にとって使いにくい部分はあるものの、幅広いトレードが可能。
より多くの利益を生み出したい人や、国内の取引所ではできないことを試したい人は、ぜひFTXで口座開設してみましょう。
コメント